大手紳士服店が日本のビジネスマンを支えている5つの理由
DAI-san

スーツの購入場所は百貨店やWeb最近ではユニクロ、そしてオーダーなど様々かと思います。今回は、大手紳士服店に在籍していた私の目線で量販店ならではのビジネスマンを長い間支えている5つの理由をご紹介。

全国的に展開している大手紳士服店といえば、青山・AOKI・コナカ・はるやまなどがあげられます。多くは国道沿いに面した場所にお店を構え、最近では駅前なので見かけることも多くなりました。しかしコロナの影響でテレワークの普及に伴いスーツ需要も減り、カジュアル化も進み環境は変わりました。しかしビジネスの場ではTPOに合わせた着こなしを求められ、スーツを購入する必要があるでしょう。そこで大手紳士服店で購入するメリットを紹介。

① サイズ展開・生地種類が豊富

一般的にオーダースーツ以外の既製品サイズは、メンズスーツの場合はJIS規格で決まっています。端的に言うと身長とウエストでY体・A体・AB体・BB体・・・という体型別になります。スポーツをされていた方などはどうしても体系的に不利なので既製品では合わないケースがあるのでその場合はオーダーをお勧めします

  • 一番サイズが豊富なのが170~175㎝ぐらいの身長でウエストが80㎝前後がボリュームゾーン
  • 黒・紺・グレー・茶系と一般的なカラーはほぼそろっている。
  • デザインは、シングルといわれるタイプ(ボタンが2つか3つ)とダブルといわれるタイプがそろっている
  • スーツの最も重要な生地が大量に仕入れる為、百貨店やセレクトショップに比べ良い素材が安価で購入できる

② 数が必要なビジネスマンに価格メリットが多い

・1着より2着を同時に買うと10,000円引きなどが適用される

・上記併用して着なくなったスーツを持参すると下取り10,000円割引を採用してくれる

・Yシャツやネクタイも同時に買うと安価で購入できる。

・その他、時期により上記とは別に割引特典が受けられる

・総額10万円あれば、スーツ2着、+必要なアイテムはそ揃えられます

③ 店舗により取り寄せも可能

①に書きましたが、自分にぴったりのサイズでほしいスーツがその場にない場合、他の店舗にある場合に限り、取り寄せしてくれる場合があります。(※客注と呼んでいます)これは大型量販店だからのメリットで、在庫がシステム管理されているのでその場でどのお店にあるかが確認してもらえます。

④ 急ぎの場合は補正も対応可能

店舗によっては裾上げ(パンツの丈調整)ができる方が在籍しているので当日中に受け取ることが可能です。急ぎの場合は相談してみると良いでしょう。

ちなみに既製品で直しができる場所は下記のとおりです。(注意:会社によって多少違う場合があります)

ジャケット:袖丈・着丈・身幅

パンツ:裾・ウエスト・わたり(腿の幅)・裾幅

※ただし、補正すると全体のバランスが崩れる可能性があるので限界があるので注意が必要です。そして店員さんのレベルによって知識に差が大きくあるので店長を指名するなどは1つの作戦です。

⑤ 略礼服が購入できる

端的いうとお通夜やお葬式に参加する場合に着ていく為のフォーマル服です。結婚式などお祝いの席の場合は事前に日程がわかっているので準備する時間がありますが、不祝儀の場合は、急なケースがほとんどです。仕事の関係で必要になる場合は、お近くのお店に立ち寄られてはどうでしょうか。尚、④に書きましたが、当日必要な場合裾上げ対応は可能かどうか事前確認されることをお勧めします。私の経験ではAOKIは対応が良かったです。

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