
30代後半から40代にさしかかる頃。気がつくと、クローゼットのスーツが出番を失っている。
「会社がリモート中心になった」
「そもそも職場にドレスコードがない」
「スーツを着るのは冠婚葬祭だけになった」
そう話すミドル男性が、ここ数年で一気に増えました。
けれど、スーツを脱ぎ捨てたそのあと、何を着ればいいのか。
その答えがわからず、服選びが迷子になっている方も、同じくらい増えています。

「清潔感は大事ってわかってる。でも、どうすれば?」
「ジャケットを羽織ると、どこか時代遅れな印象になる」
「若作りしすぎてないか不安になる」
「パパ友の集まりでも、浮いてないか気になる」
そんな声が多く聞かれるようになったのは、
スーツ=正解、ではなくなった今、“自分で答えを出さなきゃいけなくなった”からかもしれません。
特に40代になると、体型の変化や、肌・髪の印象の変化なども重なって、
若い頃のファッションが通用しなくなるタイミングでもあります。
服で悩むのは「センス」じゃない。「整理されていないだけ」
「ファッションに興味がある方ではないんです」と言われる方ほど、
よくよく話を聞くと、仕事も家庭も趣味もきちんとされていて、
「ただ服の考え方がアップデートされていないだけ」なことがほとんどです。
たとえばこんなケース。
- 体型が変わったのに、昔のサイズのまま着ている
- なんとなく選んだポロシャツが、くたびれて見えてしまう
- 足元がスニーカー一択になり、全体がラフすぎてしまう
これは、感性の問題ではなく「情報の整理とアップデート」ができればすぐに変わります。
「スーツを着ない」からこそ、好印象を作るチャンス
人は誰しも、第一印象で“無意識に”判断されます。
そしてその印象を最も左右するのが「視覚情報」、つまり見た目です。
メラビアンの法則によると、印象の約55%は視覚、つまり服装や姿勢・表情で決まるとも言われています。
スーツが当たり前だった時代には、その枠組みがあるだけで「それなり」に見えていた。
でも今は、「何を着るか」で“その人らしさ”まで問われる時代になりました。
つまり、「服に気を遣っている人=仕事でも信頼できそう」という見られ方に直結しているということ。

「着こなし」は戦略であり、セルフブランディング
実は、服には「戦略」があります。
これはオシャレのためではなく、“相手にどう見られたいか”という視点からの設計です。
例えばこんな戦略が有効です:
- ジャケット:硬さを和らげるため、柔らかい素材(上質ウール・コットンなど)を選ぶ
- シャツ:襟付きだが、カジュアルすぎない「イタリアンカラー」「スタンドカラー」などで軽さを出す
- パンツ:スラックス風のシルエットでも、素材は少しカジュアルなものを選択
- 靴:レザー系のスニーカーや、ローファーで抜け感を出す
これらを組み合わせると、「カジュアルすぎないのに、ちゃんとして見える」が完成します。

「着てみたい」を「似合う」に変える、プロの役割
自己流で頑張っても、なかなかうまくいかない…。
そんな時こそ、私の出番です。
OTOKO Style Labでは、ミドル世代の男性が「等身大でかっこよく」見える服装を、一緒に考えるお手伝いをしています。
- 体型の変化をカバーしつつ、動きやすく
- シーンに応じた“ちょうどいい清潔感”を演出
- 家族や職場で「最近、変わったね」と言われる変化
そんな「見た目の進化」を、一緒に楽しんでみませんか?
最後に:服装は“自分へのメッセージ”でもある
「どう見られるか」はもちろん大切。
でも同時に、「どうありたいか」を形にするのも、服の役割だと私は思っています。
- もう一度、自分の人生に手をかけてみたい
- 気後れせずに、新しい人と出会いたい
- 息子や娘に、“かっこいいパパ”と思われたい
そんな前向きな気持ちに、服がそっと寄り添えるように。
迷ったら、いつでもご相談ください。
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